こざかなの素

健康は大事

脳に刷り込まれた感覚

※お食事しながら閲覧される方はご注意ください!

 

高齢者である親の食事問題解消のために、昨年秋頃から某宅食サービスを利用しています。

自分にとって身近な高齢者である親の食事問題を解決すべく、宅食サービスを申し込みました。週明け早々に届いたので、さっそく食べてもらいましたが……

「老いる」その先 - こざかなの素

自分も食べたいメニューがある時は一緒に頼んでいるので、今日のお昼もそれをいただきました。レンジで温めて食べる冷凍品です。

半分ほど食べたところで、ふと目に入ったのは、黄色い卵料理の端っこにあった1.5センチくらいの黒い糸状の物体です。
明らかに毛髪でした。
長さや色から考えると、間違って自分の髪が落ちたとは思えません。自分の髪型はショートボブで、ある程度の長さはあり、おまけに7割ほどがグレイヘアです。
糸状の物体は取り除いてゴミ箱へ捨て、残りの料理はそのまま食べました。完食。

少しおかしな話をしますが、異物については「慣れ」として処理してしまったのであまり気にはならなかったのです。異物が目の前から消えてしまえば気にしません。

なぜこんな奇妙な感覚を持っているかというと、自分は20代の頃に1年足らずですが中国で生活したことがあります。料理の中に虫が混じっていて、しかも気付かずかじってしまった経験があります。噛んだ瞬間に苦みを感じて、ペッ!と出したら虫でした
(もしお食事しながら読んでいる人がいたらすみません!)。
小石が混じっていて、嚙んだら歯が欠けたとか、衛生観念どうなってんの? という話は枚挙にいとまがありませんでした。
そんなことが中国生活の日常では当たり前になっていたので、数十年経っても未だに抜けていない感じがしています。

日本社会の常識としてはまずい事案なので、本当は業者さんに伝えた方が良いのですが、完食しているうえに混入していた事実を証明する材料(写真など)がありません。
過去に同じようなクレームが出ていないか検索したら、その業者さんには何度かそういう事案があることが分かりました。
髪の毛くらいはどうってことありませんが、それでも次に食べる時はちょっと警戒してしまいます。まだ10食ほど冷凍室に入っていますし。
そういうわけで、アカウントをこちら側でサービス停止状態に変更して放置することにしました(一定期間過ぎると自動的に解約)。

人間のやっていることなので、意図せずミスが発生したり間違ったりするのは仕方ないです。毛髪を食べたとしても命に関わるほどの健康被害が出るとは思えないし、自分は気にしないので放置という形になりました。

 

(以下余談)
あと問題は宅食が届かなくなって困るであろう高齢親。
繰り返される冷戦中で関係最悪状態。昨年末から全く会話しておらず、新年の挨拶すらしていません。こちらも放置かな。
親に対して何という冷たい仕打ちなんだ、と憤慨される方もいらっしゃるでしょう。
しかしそんな態度を取るに至った事情も過去から積み重なっているので、根は相当深くなっているのです。
(いつかその事情についても書いてみたい……というか既にいくつか記事を上げていますが)