こざかなの素

健康は大事

水が怖い理由

幼少期、通っていた保育所のビニールプールで他の子どもたちが楽しそうにはしゃいでいる中、自分ひとりだけ泣いている瞬間の写真が残っています。

その当時は中耳炎でしょっちゅう耳鼻科へ通っていたことを覚えているので、泣いている理由は恐らく耳に水が入って不快だったのだと思います。
中耳炎の痛みや、耳鼻科での治療の痛みが強烈に記憶に刻まれ、それが水への恐怖にもつながり、以来学校の授業で入るプール以外は水に入る機会が少ない人生になりました。
(耳鼻咽喉科医の特徴である額帯反射鏡を見ただけでも恐怖心を抱いてしまうというおまけ付き)

 

ニュース映像で、子供がサンダルを追いかけて川に流され、近くにいた大人に助けられる動画を見ました。一歩間違えば助けた方も流されてしまう惨事になりかねませんが、どちらも無事だったようで良かったです。

今の時季は川遊びが増えますが、私には全く縁がないレジャーです。
水そのものの危険とはまた違う、「耳に水が入ること」への恐怖心を持っているため、躊躇なく水に入れる人を羨ましく思うと同時に、「水は怖いのだよ……」と川での事故のニュースを見るたびに思っています。

 

それから中耳炎の恐怖とは別に、夏はお盆の季節です。あの世から帰省した人たちが川に近付いた人を連れて行こうとしているとかなんとか。そんな風物詩的なお話をどこかで聞いたことがあります。

夏の水辺は気を付けて……。