こざかなの素

健康は大事

ほぼほぼ眠れぬ一夜

今年2番目の台風は地元から離れているところで発生し、進路の影響もさほどないだろうと完全に油断していました。
昨日の午後から空には黒い雲が広がり始め、雨の降り方は弱いものの、強風が吹き荒れました。夕方には雨が本気を出してきたようで、ゲリラ豪雨のような叩きつける降り方をしたと思ったら徐々に弱まり、数分後に再び強雨、という何とも落ち着かない降り方をしていました。

線状降水帯という現象でした。強雨の塊に入っていたわけではなく、雨雲のところどころに隙間がある状態です。

弱い雨でも降り続けば川は増水します。自宅は川のそばで、少し歩けば土手に出られる距離です。天気の良い休日は散歩やジョギングをしている人も多く、この地域は首都圏に近い割にはほどよい田舎感があり、公共交通の面はまだまだですがここ数年は市内の人口も増えてきたようです。

具体的な地名(モさんの生息地)は控えますが、過去にもたびたび川の氾濫情報に遭遇しているので、大雨の警戒レベルが上がってきたけどたぶん大丈夫だろう、と思っていました。
(災害で命を落とす典型的な思考…)

しかし、さすがに今回は本当に「やばい!」と感じ、防水加工バッグにタオルや水やおやつなどを詰め込み、靴を部屋に用意して布団に入りました。それが深夜1時過ぎ。

布団に入ってからもタブレットで防災情報をチェックしていました。その間にも強い雨が降り続き、スマホには数回緊急速報メールが届きました。
いやいや、既に家の前の道は冠水しているし、指定避難所までは平常時に歩いても10~15分はかかるのに、しかも今は深夜。外に出るのはかえって危険だろ!
と思いながら布団の中で眠れなくなりゴロゴロゴロゴロ……。
(自室は2階なので一応垂直避難はしています)

ゴロゴロしながら雨の音を聞き、1階部分が浸水したら後片付けが大変だな、と6~7時間後のことをいろいろ想像して気を紛らわせていました。

そうこうするうちに窓の外が明るくなり始めました。それが5時頃。
テレビを付けて音だけを聞いていましたが、気付いたら寝てました(笑)。

7時に起きたので2時間くらいは眠ったのかな?変な夢を見ていた記憶があるので眠りは浅かったかも。

窓を開けて外を見たら、深夜に確認した時は溢れていた自宅裏の用水路(というかドブ)の水かさが減っており、家の前の道も水が引いていました。ひとまず落ち着いたようです。
幸いにも水は玄関先の前で止まったため、浸水被害もなく事なきを得ました。

ツイッターで地名を検索すると、見覚えのある住宅街の動画を見つけました。
ごくごく近い、ご近所さんのどなたかが冠水道路の動画を投稿されていました。他にも画像や動画を投稿されている方がいて、見慣れた場所の現況を家にいながらにして知ることが出来ました。
災害時にはやはり大いに役立つツールですね。