もう6月になってしまった、また梅雨が来るのか、雨嫌だな、などなどいろんな思いが頭の中を駆け巡っています。
2017年末の派遣雇止めで無職からの癌発覚・治療・療養、プラス心疾患、のちにコロナ禍突入で引きこもり。心療内科のカウンセリングがきっかけで分かった発達障害。
5年半の間にこれだけのことが起こりました。
大変なこともありましたが、満員電車で潰されながらフルタイムで働いていた時に比べると、「明日はどこにも出掛けなくていい」日が続いていたのは幸せなことでした。
そんな日々にとうとう終止符を打つ時が来ました。
障害者という立場となり、以前のような働き方は難しいと考えて、体力や日常生活のリズム感(?)を取り戻すために福祉サービスを利用することになりました。
あまり詳しくは書けませんが、微々たる収入が発生する福祉サービスです(と書けばだいたい分かるかな?)。
ここに至るまでの準備は今年の2月から始めていました。ちょこっと記事にも書いています。
様々な手続きが必要になるので、働くことだけを考えれば一般的な就職活動の方が楽だと思います。自分で興味を持った求人を探して応募して面接です。
福祉サービスの利用はまた違った手順で、施設によってはとても厳しい決まりがあるようです。ゆえに体験を強く勧められ、私も何度か体験を済ませてから面接に行きました。
あくまでも社会復帰のための足掛かり、という目的なので、がっつり働くのではなく、どちらかというと「訓練」に近い感覚です。これは障害者という立場にならなければ利用出来なかったサービス*1なので、貴重な経験として自分の糧になりそうです。
働き方をすっかり忘れている不安もありますが、同時に「服がない」という問題も発生しています。
無職で癌になって、「もう人生詰んだ!」と思った時に、それまで職場で着ていた服の大半を処分してしまいました。それ以降の外出と言えば通院くらいだったので、検査で脱ぎ着しやすいとか袖をまくりやすいとか、残っているのはそんな服ばかり。お出掛け用(?)のきちんとした服も少しずつ揃えようと思います。
ちなみに面接は2018年に就活用で用意した白いシャツ(ビニールパッケージに入れたまま)とスーツ(若干サイズが合わなくなってブカブカ気味)で挑みました。やっと日の目を見れた(笑)。
*1:手帳がなくても医師の診断書があれば自治体の判断で利用可能とのことです