こざかなの素

健康は大事

心臓の謎&長期通院で分かること

起きたら雪が降っていて、家の中でも吐く息が白くなりました。古い家なので、どこからともなく隙間風が入ってきます。

幸いにも、こんな雪の日の前日に定期検診を済ませることが出来ました。
今日の雪を懸念したのか、予約のない患者さんが多かった印象があります(ファイルの色が違うので見て分かる)。
そしてその印象は当たらずとも遠からずといった感じで、自分が呼ばれたのは予約の時間から1時間半後でした。

心電図検査 → 循環器内科診察 → 超音波検査という順番で、診察後のエコーまで結構間があるなー、と前日から暇潰しの内容を考えて、読みかけの本を持参しました。
しかし予想外の激混みで、院外の薬局で処方薬を受け取って再び病院に戻ったら、もう次の検査の予約時間まで30分を切っていました。

そしてエコーでも予想外の言葉を聞きました。

検査終了間際に、技師さんから「抗癌剤やったのは何年前ですか?」と聞かれたので、4年くらい前です、と答えました。

技師さん「特に異常は見られない、普通に動いているよ」

えー……???

「モさんの体重なら(心臓は)十分な動きですよ」とのこと。

……何だかいろんな疑問が一気に頭に浮かんできました。
心機能、良くなった? 不可逆性(元に戻らない)って言ってなかった?
薬で正常に動いているだけ?
異常なしならさっき受け取った薬はまだ飲み続けていいの?
自転車や階段で息切れするのは加齢のせい?(笑)

超音波検査は技師さんの技量によるところが大きいそうですが、昨日担当していただいた方は、一見するとベテランのような雰囲気でした。
「何で健康な心臓なのに検査するんだろう?」と、抗癌剤からの経過期間を質問された口調から感じました。勝手な想像ですが。

次の診察は4月下旬です。その時に検査結果を聞くことになりますが、既に技師さんから(ざっくりですが)心臓の様子は聞いてしまいました。

昨日の循内の先生は、診察室に入った瞬間から疲労感が滲み出ているのが分かり、そのせいか診察も結構適当な感じで終わりました。残薬の確認はないまま3か月分の薬が出ましたが、検査2種の後に診察だったら、減薬もしくは不要になったかもしれません。
技師さんが外部の人で、検査は午後からしか出来ないので、前回の診察時にこちらに二の足を踏ませないために、同じ日に予約を入れたのだと思います。

薬3か月分出た → 心臓、異常なしだよ → 飲んでていいのかな?
という素朴な疑問が生まれています。

 

先述のとおり、激混み状態ゆえ、予約外の患者さんがしびれを切らして受付の人に詰め寄る場面を数回目にしました。予約の患者さんの合間にご案内しています、と、何度も受付の方から聞こえてきました。

病院に通い続けていると、患者側の気持ちも分かりますが、医療者側の忙しさも目の当たりにする機会が多くなります(たぶん思っている以上に激務)。
待ち時間の間、隣の椅子に座っていたお婆さんも突発の患者さんでした。初診の場合は看護師さんが必ず座席まで来て患者さんの症状の聞き取りをしてくれますが、その受け答えは要領を得ないものでした。横で聞いている方が少しイラっとするような答えにも、落ち着いて粘り強く対応する看護師さん。相当ストレス溜まるよなぁ、と、循内の先生もそうですが、医療関係の現場で働く人には尊敬と感謝の念しかありません。

待ち時間が長いくらいで文句は言えないです。どんなに忙しくても、ご飯だけはゆっくり食べる時間を確保して欲しい、と、昨日必然的に昼食抜きになってしまった自分は思いました。
(不安障害でそもそも外食自体出来ませんが)