「おとなり日記」や購読リストの右サイドには、いくつかブログが表示されています。
「はじめまして」と書かれているものを見つけると、どんなきっかけでブログを始めようと思ったのか気になって、時々読ませてもらっています。
何日か経った後にもう一度訪問してみると、ほぼ毎日更新されており、すごい勢いで記事が増えています。
ところがある日をさかいに更新が1日おき、2日おき、1週間の空白が出来て、ついにはぱったりと更新が途絶えてしまうブログが多いです。最初の情熱はどこ行った？
この現象、何かに似ている……
と思ったら、ゲームの話に繋がりました。
今は遊んでいませんが、かつて『シルクロードオンライン』というオンラインゲームにハマっていたことがありました。
家庭用ゲーム機でひとりで遊ぶのも楽しいですが、顔も名前も知らない人とチャットで交流し、同じ趣味の人と繋がっているという感覚は独特の充足感がありました。
初めは見知らぬ人と一緒に遊ぶなんて、と、少し緊張しながらフィールドに出没する黄河怪（背びれの付いたトカゲのようなモンスター）などをソロで黙々と狩っていましたが、初めてのオンラインゲームで右も左もよく分からない状態です。レベルが上がるにつれて、とてもひとりではクリア出来ないことに遭遇する機会も増えてきたところで、思い切ってギルドに参加することにしました。
結果、「めちゃくちゃ楽しくなった！」
当時そのギルドはまだ出来て間もなく、これから大きくしていこうという、希望（というか野望？）に溢れており、みるみるうちにギルドは枝分かれ（分家）するくらい大きくなっていきました。
ところがある日、ギルドマスターがログインしなくなってしまった。
私は下っ端だったので、どんな事情があったのか全く分かりませんでした。ギルドの幹部（という表現でいいのかな？）数人で話し合ったらしく、中でもナンバー2の役職っぽい方が非常に憤慨していたのを覚えています。
結局、ギルドを離脱する人と残留する人に分かれ、事実上ギルドは機能不全という形になりました。私は残留組でマスターが再びログインしてくるのを待っていましたが、それは叶いませんでした。
その後残留組で話し合いを続けた結果、新しくギルドを作ることになり、メンバーの推薦で私がギルドマスターとなりました（今考えたら恐れ多い……）。
ごく少人数のギルドでしたが、同じトラブルを共有して、一緒に解決策を考えて進んできた人たちと遊ぶのは、以前のギルドと比べると格段に楽しいものとなりました。
ただ、同じメンバーだけで遊んでいると、やはりマンネリ感が発生してしまいます。
若いエキスを！（笑）と古株姐さんメンバーの訴えもあり、時々新規メンバーの募集という告知を行っていました。
そしてここからが今日の記事の本題になります（前置きが長過ぎてすまん）。
ギルドに新しく入ってくる人は、ゲームそのものを始めたばかりで、レベルもまだそれほど上がっていない人がほとんどでした。新規メンバーの加入申請を受けて承認するのはギルマスの役目なので、都度対応していました。
その過程で思ったのは、
「レベルが上がるのが速い人ほど飽きやすい（イン率が減る）」
ということでした。
あっという間に成長して、レベルが上がりにくくなってきた頃にぱったりと来なくなる、ということがとても多かったのです。
この現象は、ブログを始めて間もないのに更新頻度すごい！と思ったらいつの間にか途絶えてる！という人に何となく似ているなぁ、と思いました。
最初に右肩上がりだったテンションを保つのは、ゲームやブログに限らず難しいです。いつやめてもいいや、くらいの気楽な気持ちでやっている方が案外長く続いたりしますね。
確かに『シルク』のレベル上げは今思い出してもマゾ作業でした……
ミミズ3,600匹討伐とか何なの……
さらにデスペナルティで経験値が減らされるという仕様があってだな……
※コメントでお知らせしていただいた方、恐縮です。ありがとうございます！
