こざかなの素

健康は大事

心を鍛えたい

日曜朝のNHK討論を見るとはなし、聞くとはなしに音だけを聞いていました。
大学の准教授だったかな?若い人は早口だなぁ、と自分のヒヤリング能力が落ちているのか、もう少しゆっくり話して……と思ってしまいました。
頭の回転が速いんだろうな、と『動物のお医者さん』に出てきた菱沼さんをふと連想しました。彼女は同期の女性に「口にハエが止まる」と言われるほど話す速度が遅い人でしたが(笑)。

私は現在心療内科のカウンセリングを受けていますが、その過程で「注意訓練」という課題に取り組んでいます。
心配事に囚われて負のスパイラルに陥ってしまい、その輪からなかなか抜けられないことがあります。そんなグルグル状態から抜け出すために行っていますが、その方法はシンプルながら意外と難しいものです。ざっくり言うと「音に集中する」訓練です。

詳細は患者である私自身が「治療法」を説明するのも何だかおかしな話になるので各々ググっていただくとして、カウンセリングというと心理士の方とたわいもない会話をしたり、暗い部屋で催眠療法とか、そんなイメージがありました(絶対マンガの影響)。
自分が今よりも生きやすくなるための方法はいろいろあるのですね。

精神科や心療内科など、心専門のお医者さんにかかることに偏見があったり、誤解をしている人はまだ多いかもしれません。しかしひと昔前に比べると、今はそんなに身構えることなく受診出来るような世の中になってきたと思います。

いろんな人がいて、いろんな性格があり、その性格は一人に一つではなく、良い面と至らない面は表裏一体。
自分の場合だと「おとなしい・感情に溺れない」という面は、「無表情・喜怒哀楽を表に出さない」というマイナス要素にもなっています。
点目のミッフィーや、いつも冷静な鬼灯様*1に親近感を覚えるのはそういうことか、と妙に納得しました。

*1:江口夏実さん著『鬼灯の冷徹』の主人公.地獄の閻魔大王の補佐官.動物好き.趣味は金魚草の飼育.