こざかなの素

健康は大事

治療スケジュール—持病回想録(5)

(前回のお話)

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暑い熱い(2018.6.4記)

造影剤CT検査をやってきた。何だか想像していたよりあっさり終わったので、少し拍子抜けであった。
造影剤注入直後は身体が熱くなると聞いていたので、高熱を出した時のようにフラッフラになるのかと思っていたのだが、熱くなるのはほんの数分で、特に副作用が現れる様子もなく、無事終了した。

帰宅後は造影剤を排出するために、お茶やらスポーツドリンクやらを普段より多めに取った。(夜中にトイレに起きる予感)
夜になってから微熱と腕のかゆみが出たのだが、今日は熱中症要注意の気温&袖から出ていた部分の皮膚だけがかゆいので、これは日光のせいだろう。

検査は終わったが、この結果が出るのが実は一番怖い。
(例えると、包丁持ったお魚屋さんが仁王立ちになってまな板の上の自分を眺めている、みたいな)

 

CT検査結果(2018.6.6記)

CT検査の目的は、体の中にはびこっている悪い奴らが血液やリンパの流れに乗っかって他の臓器でも悪さをしているかを見ることなのだが、今回はどうやらその心配はなさそうだった。
画像を見ながら先生が「肋骨、何かやらかしました?」「骨折の跡あるよ」と言われたので、一瞬「?」となったが、思い当たることがあった。
3月下旬に珍しく高熱を出す風邪をひき、熱が下がったら咳の猛攻撃で腹筋が痛み、あまりの痛さに整形外科で診てもらったのだが、湿布出されて終わったことがあった。X線には写らなかったようだ。折れてたのか……。

これでようやく診断確定したので、治療スケジュールも決まった。
来週からケモ開始である。ケモナーではない。
(ケモ=Chemotherapy )

 

治療スケジュールが決まる

今のところ遠隔転移なしで一安心の結果でした。この日に投薬種類、スケジュールも決まりました。
年内一杯は投薬(化学療法)で、その後経過を見て手術、その後ホルモン療法……になる予定。途中でスケジュールが変わる可能性もあり(体調見ながら)との説明もありました。最初のクリニックでは「手術出来ない」と言われましたが、術前の化学療法で縮小後、手術する方向になりました。

この日の流れは
看護師さんと面談 ⇒ 検査結果・スケジュール決定 ⇒ 化学療法室で治療全体の流れや点滴当日の流れと注意点、副作用の説明、日常生活の注意点などの説明 ⇒ ソーシャルワーカーと面談
でようやく終了です。A4サイズの書類がどんどん増えていきます。

参考までに、投薬予定の抗癌剤
AC:3週ごと4回 ⇒ DOC:3週ごと4回、でした(過去形)。
予定は未定、ということで化学療法中も紆余曲折あり、予期せぬ出来事もあったので、これも後に記載していこうと思います。
当日の日記には「来週から治療開始.ここまで来てもまだ実感がない」と書かれています。現実を受け入れるのはやはり難しいものです。

動けるのはあと1週間、その間に粗大ゴミの申し込みやらヅラの用意やら、やることがたくさん!

(続きはこちら)

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