こざかなの素

健康は大事

フィクションだけにしてほしい

昨夜、ネットで見たニュース。

www.asahi.com

この時はまだ細かい情報が不足していたので、記事中の単語からつい『龍が如く』を連想してしまいました。

高層ビルのレストラン、100人規模の乱闘、準暴力団と、ゲーム内の状況に近いものがあり、ツイッターでも同じようなことを考えている人がいるなぁ、としばらく眺めていました。

一夜明けて、さらに詳細な記事が出ていました。

www.asahi.com

明らかになった情報は、チャイニーズドラゴン、出所祝い……
と、まんま『龍が如く』の世界で、ますます妄想が加速してしまいました。

高層ビル・レストラン ⇒ ミレニアムタワー
チャイニーズドラゴン ⇒ 蛇華または横浜流氓
出所祝いで乱闘 ⇒ 東城会・近江連合の〇〇宣言会場
(ゲームをご存じない方は意味不明ですみません)

架空の世界の出来事が、現実でも似たような形で再現されていること。
実際にはとんでもない、重大かつ危険な事件ではありますが、自分には直接影響のないことなので無責任にも興味津々で記事を読みました。
記事中に出てきた「準暴力団」という用語、あまり聞き慣れない言葉ですが、要は「半グレ」と同じ意味らしいです。
警察庁のホームページに詳しく書かれていたので読み耽ってしまった)

暴力団という位置づけをしているので、警察でも出所祝いの情報は把握していたと思いますが、(暴対法の)取締り対象外なので為す術がなかったということでしょうか。
(祝うぐらいだから出所した人は参加人数を考えれば当然幹部クラスだよね)

 

私が小さい頃、実は身近なところにその筋らしきチンピラさんがおりました。暴対法がなかった時代です。
母は小さな会社でパートをしており、何が理由かは忘れましたが、私もその職場についていき仕事を手伝った覚えがあります。5~6才くらいだった記憶があります。
回収したおしぼりを洗浄し、再利用するという仕事で、パートのおばちゃん(3~4人くらい)を束ねていたのがその筋らしきチンピラさんでした。今考えればその職場もシノギかフロント(企業)で、結構やばい人だったのでしょう(若かったのでかなり下っ端だと思う)。

とても子供好きな人で、そのお兄さんからチョコレートやピンクのクマのぬいぐるみをもらい、とても嬉しかったのを今でも覚えています。そのぬいぐるみは埃をかぶるのが嫌で、かなり長い間透明のビニール袋に包んだまま飾っていました。

休日にはマイクロバスでパートおばちゃんとその子供たちを水族館(いまはなき油壺マリンパーク)に連れて行ってくれました。

しかし大人になってから当時の話を聞いたところ、やはり、と確信するような事実が判明しました。

マイクロバス、無免許だったそうです……。

他にも、拾ってきた子猫を洗浄桶(?)に放り込んで泡まみれにしたとか(洗いたい気持ちは分かるが…)やっていることがちょっとアレだな、と思わずにはいられません。

が、私の中では怖い人という記憶は一切なく、「子供好きな優しいお兄さん」という印象しかないため、悪い意味でスジモンは「美化」されてしまっています。

龍が如く』にはそんなチンピラ兄さんのようなキャラクターがたくさん出てきます。このゲームが好きなのも、そんな過去の経験があるからなのかもしれません。
(にしても、母、どこからそんな職場を見つけてきたのやら……)

 

私が出会った中華圏の人たちは人懐っこくて温かい人が多かったのですが、今回の騒ぎを起こしたグループ名のせいか、中国の人に対するイメージがまたダウンしてしまったのが残念です。
悪事を働くのはその人個人の問題で、国とか人種はあまり関係ないのですけどね。

なんにせよ、半グレが事実上野放しになっていることは、一般人にとっては非常に怖いので、お上には何らかの法整備をしていただきたいです。