こざかなの素

健康は大事

みんなの役割

うつ伏せの姿勢でタブレットを使っていたら、やってしまった。
これまであまり縁のなかった腰痛。
朝、顔を洗おうと体を折り曲げたら腰に電撃が走り、もうそれだけで姿勢を変えるのが怖くなりました。
腰痛経験の長い人にとっては大した痛みではないレベルかもしれませんが、縁が薄い分、経験値が低いので結構つらいです。自業自得、反省……

動けなくなるほどひどくはありませんが、「あれ?もう大丈夫かな?」と思って少し前かがみになるとピキッときます。ぎっくり腰ではないので、日常生活にさほど影響はないだろう、と思っていたら甘かった。
自転車で買い物に行き、スーパー到着後自転車を降りた途端、腰に衝撃が走り、思わず立ち止まってしまいました。

座布団から立ち上がる時に前かがみになるとピシッときたり、着替えではズボンの脱ぎ履きが困難だったりして、腰って想像以上に重要な役目を担っていたんだな、と驚かされました。
無茶な姿勢が原因なので、うつ伏せ厳禁でしばらく様子を見ることにします。

病気やケガで故障しないと、普段どんな役割をしているのかなんて気にも留めません。
自分の経験でいうと、抗癌剤で脱毛した時です。

頭髪が抜ける現象は、毛量が多い分衝撃度が高くて一番注目される部位ですが、抗癌剤は血流に乗って全身のすみずみまで行き渡るので、あらゆる場所の毛が抜けます。

頭髪以外で毛の役目(?)に感心したのは、鼻毛でした。普通に生活をしている分には、まったく意識したことがありません。
鼻毛脱毛で一番困ったのは、鼻水が秒で垂れてくることでした(笑)。
普通ならツー……っときたら「ティッシュティッシュ!」と準備出来ますが、そんな余裕はないのです。
「ティ」の段階でもう出てきてしまうのは、ストッパーの役目を担っていた鼻毛さんがいないからでした。

以前、家具に足の小指を引っかけた時、悶絶しながら「足の小指ってなんかの役に立ってるのかな」と思ったことがありました。実際ケガで小指が機能しなくなっただけでとても歩きにくくなったので、人体に無駄な箇所はないんだな、と感心した覚えがあります。
もっと身体を慈しまないとダメですね(自戒)。