こざかなの素

健康は大事

謎の症状は全部風邪扱い

コロナ第7波は既に突入?まだ警戒段階?よく分かりませんが、PCR検査センターに行列が出来ている、というニュースを見ると、感染者数増加に不安を抱いている人は増えているな、ということだけは分かります。

日本国内で注目されるようになったのは、2020年2月のクルーズ船からでした(国内初の感染者は2020年1月に中国から帰国した男性)。
「未知のウイルス」で、人によって症状が大きく異なる点は「ただの風邪」なのかコロナなのか判別が難しく、世の中が戦々恐々としていました。その不安がマスクや消毒液の買い占め・品薄状態を招き、それに乗じて転売ヤーの動きが活発化するという悪循環。
コロナそのものよりも人間の恐ろしさを再認識させられた出来事でした。

あれから2年ほど経ち、当時に比べればだいぶ落ち着いた雰囲気になっていますが、行列の写真を見ると「密ですよ…」と思わずにはいられません。

前置きが長くなりましたが、今日は旧ブログからの書き直しです。

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(初出:2020年5月4日)

新型コロナウイルスがこんなに流行しなかったら気に留めなかったことです。当初はあまり知ることが出来なかった症状も、罹患して回復した人たちの証言が徐々に出てきました。いろいろ記事を読んでいてちょっと思い出したことがあったので記録しておこうと思います。

2年前(2018年)の3月下旬~4月中旬にかけて、咳が20日間近く続いたことがありました。
当時の自分の状況は

  • 前年末日付で10年勤めた会社を退職
  • 12月~2018年2月に教習所通い、免許取得(失業保険手続きも同時進行)
  • 3月中旬頃ハロワ・実家往来・身辺整理等あたふた

と、割とバタバタした日が続いていました。

そして3月下旬の日曜夕方、のどの痛みと寒気・発熱が出ました。
「気を抜いてちょっと疲れが出たのかな」と、あまり深く考えていませんでしたが、翌日も熱があったので、念のため火曜日に病院へ行きました。

【2018年3月】

  • 25日:夕方~夜 咽痛 発熱 寒気
  • 26日:熱37.4℃
  • 27日:熱36.9℃ 病院 トラネキサム酸錠とピーエイ配合錠を処方 咽痛 微熱 夜から咳少し
  • 28日:36.9℃ 咽痛 声出にくい 咳増える 21時 37.6~38℃
  • 29日:39.8℃ 咽痛少し治る 起き上がれず終日臥床
  • 30日:37.3℃ 咳増える(咳で眠れず)
  • 31日:37℃台 ⇒ 38.5℃ 再び病院(インフル陰性)メジコン錠とピーエイ配合錠とカロナール処方(咳で眠れず)
【2018年4月】 

  • 1日:朝37.2℃ 筋肉痛
  • 2日:朝37.2℃ 咳 腹筋痛い 22時 38.1℃
  • 3日:朝37.1℃ 咳 腹筋痛い 夜38℃台
  • 4日:朝37.1℃ 18時 37.4℃ 21時 38.2℃(手帳に記述ないが咳あり)
  • 5日:朝36.6℃ 再び病院 メジコン錠処方 咳 腹筋(痛い)
  • 6日:朝36.6℃ 咳止め(メジコン)⇒ めまい?
  • 7日:朝36.2℃ 咳 右胸痛(腹筋)※恐らくこの辺りで肋骨骨折
  • 8日:朝36.2℃ 咳 腹(腹筋)※平熱に戻ったので検温終了
  • 9日~15日:咳と右胸痛

手帳の病状記録は15日までですが、16日も若干胸痛が残っていました(別媒体に記録あり)。筋肉痛(だと思っていた)が辛かったので、整形外科を受診してX線を撮りましたが、特に異常なしとの診断で湿布貼られて終わりました。
(のちのCT検査で肋骨の骨折痕が見つかった……)

これらの症状は結局謎のまま、2年経って新型コロナウイルスの流行が騒がれ始めて、もしや?と思わずにはいられませんでした。
ただ、味覚・嗅覚異常はなく、血液検査も特に異常なし、肺の影も指摘されなかったのでコロナは関係ない、「ただの風邪」だと思われます。

やたら症状が長引くとか、ただの風邪にしては辛すぎる、何だか変、という人は他にもたくさんいそうです。検査しても特に異常は見られず、なんかすっきりしないまま気付いたら症状が治まっていた……
新型コロナウイルスも、自身の免疫力が高い人は無症状か「風邪のようなもの」で済んでいるのではないかと思いました。

(ここまで)

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当時は「新しい生活様式」という提言がありましたが、人と接する時はマスク、適度に距離を取る、手洗いの習慣などはかなり定着した感があります。
減ったと思った感染者がまた増える、ということを繰り返しているので、多くの人は(コロナに対する)免疫が出来てもよさそうなものですが、そこは次々と変異するのが何とも狡猾です。
オミクロン株の組換え・置き換わりが増えすぎて、BAなんちゃらの数字を見ても素人にはもはやちんぷんかんぷん。ゲームやアプリなどのバージョンアップの数字にしか見えなくなってきました。
厚労省の変異株の種類のページを見てそっとブラウザを閉じました……訳分からん!)

私は持病や胃腸が弱いという弱点はありますが、コロナ流行以降は幸い上記のような風邪らしき症状に見舞われたことはありません。
それでも少しの油断が大病に繋がる可能性はあるので、まだまだ警戒の日が続きそうです。