こざかなの素

健康は大事

自分の頭で考えて決める

先週の土曜日から暑さが本気出してきました。
電気代が心配ですが、それ以上に熱中症で倒れるのが怖いので、エアコンとサーキュレーターを併用して暑さを凌いでいます。

日中はなるべく出歩かないように、とはいうものの、食べるものは必要で必然的に買い物には出掛けることになります。
近くのスーパーにはいつも自転車で午前中に行くようにしていますが、外に出てみたら想像以上の暑さで卒倒しそうになりました。

こたつの中ってこんな感じなんだろうなぁ……と思いながら、スーパーまで自転車で10分ほど走りました。頭上の太陽はもちろん、地面からの照り返しに加えて向かってくる風が熱風。とてもマスクなどしていられる気温ではなく、自転車走行中は外して乗り、スーパーの駐輪場に着いてからマスクを付けました。
が、道中すれ違う人の9割は徒歩だろうが自転車だろうがマスク装着。広い歩道の半径1~2mに誰もいないのにマスク。
地元は地図上では首都圏の範囲ですが、栄えているのは駅前の一区画のみで、少し離れると畑と工場と住宅しかない、ほどほどの田舎です。

猛暑の真っ昼間、人気(ひとけ)の少ないスカスカの道路で、ポツンと歩いている人のマスクは何のため? 周りの人の反応が怖いから? と疑問に思いました。

 

コロナ流行の前、4年前の6月下旬、私は抗癌剤治療真っ只中で脱毛も始まっていたので、ヅラ帽子に(免疫力低下による)感染症予防のマスクという出で立ちで出歩いていました。
今この猛暑の中でも同じ理由でマスクを外せない人も多くいるのではないか、ということを失念しており、猛暑下のマスク姿の人を見て、とっさに「同調圧力のマスク」と決めつけて反省しました。
花粉症や化学物質の匂いに過敏な人、クシャミ鼻水が止まらない夏風邪など、マスクをする必要のある人はコロナだけではない、ということを忘れかけています。

 

本当は外したいけど周りの目が気になるから、という理由でのマスクはこの猛暑下、不要な気もしますが、それで本人の心が安定するならそれが理由にもなるのかな? と思ったり。
熱中症になるリスクは大きいけど、本人が良かれと思ってやっていることだし、それこそ「自己責任」で自分には関係ないしなぁ。

自分の頭で考えて、自分で判断して行動する。
当たり前のことがやりづらくなっているのが「生きづらさ」にもつながっているのですかね?
(それとも「自分で考えて判断して動くことは当たり前」ではない?)

 

とにもかくにもまだまだ続きそうな猛暑です。熱中症には気を付けましょう。